【偽サイト注意】eTravel(eトラベル)でフィリピン出入国手続き

フィリピン渡航時にeTravel(eトラベル)で偽サイトに騙されないように。URLで確認。

フィリピンのセブ島へ短期留学をした際にeTravel(eトラベル)の手続きをしました。

留学の数ヶ月前に留学先のQQEnglishから「フィリピン出国の3時間前までにeTravelの登録が必須となります」というメールが来ていたのです。

QQEnglishからのeTravel登録必須の案内

やべぇ!必須!
(詳述しますが、私自身もそうだったのですが公式アナウンスはないものの「実質は不要」という現地からの複数の報告があります)

と思って手続きをしようとしたのですが、その過程で、うちの妻がまんまとeTravelの偽サイトに引っかかりメールアドレスなどの情報を入力・送信してしまいました

同じ悲劇を生まないためにも、偽サイトの見分け方と、eTravelの正しい入力手順について解説します。

その他の、妻が経験したフィリピンでのドタバタについて興味がある方はこちらの記事もご覧ください。

参考:【最悪?それとも…】フィリピン親子留学記

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当記事はQQEnglishさんがブログやSNSで活動しているメディアを対象として募集した「インフルエンサー留学」を利用して作成した記事です。

目次

eTravelとは

  • e-TravelはWebサイトより登録することができ、申請は無料です。
  • 公用・外交パスポートを所持されるお客さま、9eビザを所持されているお客さまも登録対象です。
  • フィリピン入国時・出国時で対象となる国籍が異なります。
    • 〔フィリピン入国時〕
      国籍を問わず、すべてのお客さまの登録が必要です。
    • 〔フィリピン出国時〕
      フィリピン国籍のお客さまのみ登録が必要です。
  • 登録時間は以下のとおりです。
    • 〔フィリピンへ出発の場合〕
      出発便の出発時刻72時間前から登録可能です。
      登録時、TRAVEL TYPEは“ARRIVAL”を選択ください。
    • 〔フィリピンから出発の場合〕
      出発便の出発時刻72時間前から、可能な限り出発時刻の3時間前までに登録をお済ませください。
      登録時、TRAVEL TYPEは“DEPARTURE”を選択ください。
  • 登録が完了すると2次元バーコードを取得します。通信状況の影響を受けることなく提示できるように、画面をスクリーンショットで保存していただくか、印刷してお持ちいただくようお願いいたします。
JAL「〔出入国〕フィリピンへ渡航されるお客さまへ

JALのサイトに掲載されている内容がわかりやすいです。
基本的に日本国籍の人は入国時に必要です(ということになっています)。

eTravelは不要?

ただ、私が2023年7月にフィリピンに入国した際は、空港でeTravelのバーコード提示を求められることはありませんでした

インターネットでも「eTravelのQRコード読み込む機会なかった」といった多数の報告があります。一方で「eTravelが必要だった」という口コミは一つも見つかりませんでした。

明らかに、eTravelは不要な可能性が高いです。

ただし、JALやは在フィリピン日本国大使館など、信頼性の高いウェブサイトから「eTravelは必要なくなった」という公式アナウンスはまだないので、念の為手続きはしておいた方がいいでしょう。英語なので慣れていないと不安ですが、特に時間や手間はかかりません。

eTravelはフィリピン政府の公式サイトで!

eTravelの公式サイトのURL

まずは自分が見ているのが公式サイトであることを確認してください。

eTravelの公式サイトのURLは https://etravel.gov.ph/ です。

  • etravel : eトラベル
  • gov(government) : 政府
  • ph(philippines) : フィリピン

ドメインを分解すると、この3つの要素であることを確認してください。
「ph」は誰でも取得できるドメインですが、gov.ph はフィリピン政府しか利用できないドメインです。
ですから、「gov.ph」が表示されていれば安心です。

フィリピン政府のWEBサイトのURLは https://www.officialgazette.gov.ph/ 。URLの後方が一致していることがわかりますね。

Google1位は在フィリピン日本国大使館のウェブサイト

在フィリピン日本国大使館のウェブサイトにあるeTravelのURL
フィリピン大使館のURLはgo.jp(government japan)。
go.jpは日本の政府機関や独立行政法人向けのドメインです。
  • フィリピン etravel
  • フィリピン eトラベル
  • フィリピン イートラベル

上記のキーワードで調べると検索1位にはいずれも在フィリピン日本国大使館のWEBサイト(「【領事班からのお知らせ】フィリピン出入国時の「eTravel」への登録について(運用変更)」)が表示されます。

このページにはeTravel公式サイトのURLが記載されています。在フィリピン日本国大使館のウェブサイトから手続きすれば全く問題はありません

偽サイトも上位に表示される

「etravel フィリピン」のGoogle検索結果
etravel フィリピン」の検索結果

問題は偽サイトも結構クリックしたくなる位置にあるということ。

  1. ❌ 最上部の広告 : https://www.philipphines-vacations.com/home
  2. ⭕️ 在フィリピン日本国大使館
  3. ❌ Google検索2位: https://www.philippines-healthpass.com/jp

※上記2つはeTravelの公式サイトではありませんので、アクセス不要です。

最上部は「スポンサー」と記載されいるので、広告です。これも偽サイト。検索するキーワードによっては検索1位の在フィリピン日本国大使館より上なので、クリックする人も多いでしょう。

また、画像では3番目(検索順位は2番目)にある「フィリピンeTravel公式申請」というページも偽サイトです。

「公式」という言葉に騙されないで!

さらに、アイコンがフィリピンの国旗になっている点が巧妙で、うちの妻は、このページ経由でうっかり登録をしてしまいました……。

幸いにもクレジットカードの入力欄が出て「無料なのにおかしいな?」と思って、途中で手続きをストップしたのでお金は払いませんでした。しかし、「まだ手続きが完了していません」という英語のメールが届いたそうです。少なくともメールアドレスは教えてしまったようです……

この1番目と3番目に表示されている2つのサイトには、怪しい点と類似点があります。

  • 共通する怪しい点
    • デザインが全く同じ
    • 運営元や連絡先の記載がない
    • 内容が同じ(上が英語、下は日本語という違いはある)
  • 日本語版
    • 問い合わせフォームが開かない
    • 記載に明らかな誤りがある

よくよく見ると分かりづらいページ下部に営利目的のサービスであることは記載されています。例えばこんなキーワードがあります。

  • Our services(私たちのサービス)
  • Refund Policy(返金ポリシー)
  • 「travel agency(旅行代理店)である」という記載

つまりeTravelの有料代行サービスを行っているのです。

以上の状況から考えると、情報を抜き取って売買したり、お金を騙し取るよことが主な目的ではなさそうです。

ただし、eTravelの登録は無料です。慣れている人なら5分程度、慣れていなくて日本語に訳しながらやる人でも10分程度で完了することが可能です。

つまり、基本的に全く必要がない代行サービスです。
「公式サイトだと誤認させて、無料でできることを代行して利益を得ようとはしている。でも詐欺サイトというわけでもなさそう」というのが私の印象です。

黒には近いと思いますが、ぎりぎりグレーだと思います!

eTravelは無料!フィリピン政府の公式サイトで行うべし

etravelの公式サイト
etravelの公式サイトは2023年現在、こんなデザインです。

eTravelは無料です。登録も英語が多くてちょっと不安ですが、難しくはありません。

また偽サイトはサポートの手厚さをアピールしていますが、日本語での電話サポートはありません。

英語やネットでの手続きが苦手な人が欲しいサポートは含まれていないので、普通に考えると代行サイトを利用するメリットがありません

公式サイトと誤認した人をターゲットにした、かなりグレーな代行サイトなので、フィリピン政府が運営するeTravelから無料で登録してください

eTravel記入例の手順

入力項目はそこそこあります。が、翻訳ソフトなどを利用すればそれほど難しくないです(そして、前述のように実際にはQRコードを読み込まれる機会が現在はほぼないため、仮に間違った情報を入力しても大きな問題はありません)。

気楽にサクサク進めましょう!

スクリーンショットに記入例も入れてあるので参考にしてください。

TOPページ Register

eTravelの公式TOPページ
原文(英語)日本語訳
PHILIPPINE PASSPORT HOLDER /
FOREIGN PASSPORT HOLDER
フィリピンのパスポートを所持 /
外国のパスポートを所持
Citizenship国籍
Travel Typeトラベルタイプ
Transportation交通手段
Date of arrival (MM/DD/YYYY) /
Date of departure (MM/DD/YYYY)
到着日(月/日/年)/
出発日(月/日/年)
Enter EmailEメールの入力
Re-Enter EmailEメールの再入力

以上の項目を埋めて、プライバシーポリシーに同意にチェックをつけて、「Continue」をクリック。

ステップ1 Personal Profile

eTravelの公式ページ Step1
原文(英語)日本語訳
First Name名前
Middle Name(Optional)ミドルネーム(任意)
Last Name苗字
Suffix (optional)接尾辞(任意)
Passport Numberパスポート番号
Sex性別
Birth Date(MM/DD/YYYY)誕生日(月/日/年)
Citizenship国籍
Country Of Birth出生国
Occupation職業
Mobile Number携帯電話番号

「Suffix」は耳慣れない単語ですが、「ルパン3世」とか「ロバート・ダウニー・Jr.」とかです。ほとんどの人は空欄でOK。

必須の項目を入力して「Next」をクリック。

ステップ2 Address Information / Permanent Country of Residence

eTravelの公式ページ Step2
原文(英語)日本語訳
Country
House No./Bldg./City/State/Province部屋番号/建物/市/州/県
Address Line 2(optional)住所2行目(任意)

現住所を記載して「Next」をクリック。

ステップ3 Travel Details

eTravelの公式ページ Step3
原文(英語)日本語訳
Date of departure (MM/DD/YYYY)名前
Country Of Destinationミドルネーム(任意)
Destination Address苗字
Purpose Of Travel接尾辞(任意)
Traveller Typeパスポート番号
Name Of Airline性別
Flight Number誕生日(月/日/年)
Airport Of Departure国籍
Seat/Bed Number(Optional)出生国

最初のページでTravel TypeをDepartureにした場合はこれらの情報を入力して、「Next」をクリック。

ステップ4 Summary

eTravelの公式ページ Step4

入力情報の確認をして、「Submit」をクリック。

完了

eTravelのQRコード発行完了

これでeTravelの手続きは完了。

eTravelのQRコードをダウンロードした画像

「Download QR code as Image」をクリックすると画像がダウンロードできます。

結局eTravel使わなかったけど、フィリピン短期留学行けた(まとめ)

そんなこんなで、家族三人で無事にフィリピンの短期留学に行くことができましたが、出国前からうちの妻がうっかりeTravelの偽サイトに登録してしまいました。

妻はそれほどITリテラシーないと思いますが(普通にパスワードとか使い回すタイプ)、本人曰くママ友たちの中ではそこそこパソコンはデキる方(?)らしいです。

なので、意外と色々な人が偽サイトに混乱させられているのでは?と心配になってこの記事を書きました。

この記事が誰かの助けになれば幸いです。

幸いにもセブ島留学全体としては楽しく健康に過ごせました!

参考:【口コミ】セブ島親子留学へ行ってきた!

しかし、記事前半でも私はQRコードを見せる機会はなかったし、X(旧Twitter)でも誰もQRコードを読み取られていない様子……。

とはいえ急に「なんでないんだ!?」って空港で止められても面倒なので、サクッと登録しておきましょう!

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